京都の職人が織り上げた数珠袋
香華堂よりすぐりの高級織物地を使用した、京都製の高級数珠袋です。繊細で上質な織生地は、小型の袋物であっても大人の手元に相応しい品格を醸し出してくれます。
お土産物屋さんにあるような数珠袋では、作りが単なる平袋であるために、数珠など厚みのあるものを入れるとボタンが止まらない、という事もよく聞きます。こちらのお品はしっかりマチがとられていますので数珠が入れやすく、無理なく収納できるため房などを傷めにくい作りとなっております。
また、内蔵された内ポケットには名刺や清め塩なども入れることができ、とても便利。油とり紙やティッシュハンカチ、各種ICカードなどを入れ、筥迫(はこせこ)のように胸元や帯に挟んで使用しても美しく便利。また、バッグ内の小物ポーチとして使用するにも使い勝手のよい構造になっています。
止め具がマグネット式なので、コハゼ式やスナップボタン式のものより簡単に開閉でき、マジックテープのうるさい音もなくスマートにお使いいただけます。
瑞鳥南天文様(ずいちょうなんてんもんよう) について
彩り豊かな南天と、幸福の前兆を示す瑞鳥が織り込まれた美しい金襴生地です。
南天は、その赤い実が冬の庭を彩ることから正月飾りにも使われるなど、縁起の良い植物として親しまれています。「難を転ずる」という言葉にちなんで、古くから和柄に取り入れられてきました。
瑞鳥は、天下太平の象徴として古来より尊ばれ、吉祥文様の中でも特にめでたい図柄とされています。
吉祥文様は、幸運をもたらすとされる動植物や物品をモチーフにした図柄で、美しさだけでなく、それぞれのモチーフに込められた意味も大切にしたい方におすすめです。