和装の嗜み「替え足袋入れ」
お茶席では茶碗を座具である畳の上に置くため、新しく履き替えた洗い立ての白足袋(または白靴下)でなければいけないというお作法があります。
そういったお茶席やよそのお宅への訪問直前に新しいきれいな白足袋に履き替えることを「替え足袋」といい、履き替え用の足袋を持参する袋のことを、「足袋入れ」「足袋ぶくろ」などと呼んでいます。
脱いだ足袋は、数寄屋袋やバッグに直接放り込んでしまうと衛生的にも見た目にもよくありませんので、足底を内側にして畳んで、足袋入れに収納してからバッグなどにしまうようにします。
もっと砕けた場面では、足袋カバー(足袋風ソックスのようなもの)を汚れ除けに足袋の上に履いて外出し、訪問先ではカバーを脱いでこの足袋入れにしまう、といった用途でも、足袋入れは使用します。
なんにせよ、着物での外出の際には、新しい足袋を入れた足袋入れを必ず持つように習慣づけておくと、不測の事態にも慌てなくて済むことでしょう。
こういった、着物生活には必須アイテムの「足袋入れ」を、このたび香華堂では、実用性と見た目の良さとを兼ね備えた帆布印伝でおつくりしました。
ハリのある帆布製なので、しっかりとした形を保ちながらも足袋が入れやすく、丈夫。留め具は、昔ながらの半月型コハゼ式ですので、マジックテープのようにバリバリ音を立てずにすみます。
スマートな大人の和装小物に仕上がった足袋入れを、ぜひご活用下さい。
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足袋入れ[単品]
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足袋入れ&足袋カバー セット
■帆布印伝とは?
従来の印伝は鹿革に漆で模様をすり出したものですが、この「帆布印伝」は国産帆布に漆で印伝模様を刷りだしたものです。帆布の布目には鹿革よりも漆がよく食いつくため、従来の印伝よりも模様がはがれにくいこと、そして従来の印伝よりも比較的安価で普段使いに適しているのが大きな特徴。丈夫さと軽量感に印伝の高級感をプラスした「帆布印伝」をぜひお試しください。
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